ひときわ目を引く赤褐色丸いビーズと、うっすらと緑がかった透明感のあるカットビーズ。
どちらも アンデシンという石です。
主に中南米、モンゴル、チベットなどで採れる石ですが、中でも濃厚な赤褐色が美しいチベット産は、産出量が少ない希少石の1つに挙げられます。
使用したビーズは、
こっくりした赤色も、緑色を内包した透明感のある薄い色も、
どちらもぞくりと感じるほど美しく、形容する言葉がみつかりません。
抽象的な言い方になりますが、”高い霊性”を感じる石というのが最初に感じた印象で、
チベットでは
『聖なる石』として扱われると聞きましたが、まさにそういう感じがします。
アンデシンは、2002年に発見された比較的新しい石ですが、
今まで存在しなかったというよりも、
ここにくるまで発見されていなかっただけで、今の時代になってようやく見つけられた石、というふうにも言えると思います。
よく、
若い世代の人たちを旧世代の人たちは、『新人類』などと呼んだりすることがありますが、
石の世界にも似たようなところがあって、
近年みつかった石というのは、古くからある石とは違う特性を持っていると感じます。
例えば、ルビー、サファイア、エメラルド、ダイアモンドなど、いわゆる「貴石」と呼ばれる古くからある石は、例えていうなら
「王権」のようなある種の絶対的な強さ、パワフルな存在感
みたいなものを感じますが、
一方、ここ30年くらいの間に発見されたスギライト、ラリマー、チャロアイトといった石はいずれも
ヒーリングストーンと呼ばれ、「癒し」「クリアリング」「解放」といった作用に秀でるものが多いです。
さらに言えば、対応するチャクラが、上のチャクラ(第6、7,8チャクラ辺り)が多いのも特徴の1つ。
「霊性」とか「魂」の成長を促す、というと大袈裟に思うかもしれませんが、
とにもかくにも、自分の本質を生きることを促されている時期なんだなと感じます。
で、今日のタイトルですが、
ネックレスを制作中に感じていたこと=地に足のついたスピリチュアリティ、をそのままつけてみました。