印象的な赤色のビーズは、メイン・イン・アフリカのアンティークのガラスビーズ です。
20年くらい前に購入したネックレスをばらしたもので、
7〜8年前に、アクセサリー類を整理した時に、手元に残したビーズです。
その真紅の発色の中にどことなく漂う ” 深さ”といったらいいのでしょうか。
歳月を経ることによってのみ醸し出される、そういう佇まいを感じます。
その後、ビーズワークをするようになって、何度もなんども取り出してはみたものの、
どうしても使えなくて、ずっとパーツのままだったのですが、
こうしてようやく日の目をみることができました。
ワタシは、モノに関しては思い切り処分するほうで、
実際に、これまでもかなりのものを整理し、手放してきました。
そういう中で残ったものが、こうして新たな ”カタチ” となって
前とは異なる新たなエネルギーを発することに
大げさなようですが、ある種の感慨すら感じます。
ガラスビーズは、天然石とはまるで異なるエネルギーを放っています。
天然石との組み合わせは意外と難しく、
何度もなんどもトライしてきましたが、納得のいくものにはまずならなかったので、
最近では、組み合わせることすらなかったのですが、
今回は珍しく、拍子抜けするくらいにスンナリはまってくれましたね。
「ああ、こんなふうにできるんだなぁ~」と。
みたところは何の変哲もない、ただの赤いビーズですが、
こうして新たなカタチにしていく中で、私の中でちいさな扉が開きました。